関節の痛み
□関節が痛い→、そんな時に考えられる痛みの発信地に、関節内と関節外に分けられます。
□関節内は、関節唇損傷や炎症、感染、代謝異常などの構造的な異常に基づく炎症だったりが考えられるため、整形外科医の診断治療がとても重要です。
□一方で、画像所見特にないよというような股関節痛や鼡径部痛において、また臼蓋形成不全がありますね、と言われるような股関節の痛みには、筋肉の柔軟性や筋パフォーマンスの問題が起因して起こっているものも少なくありません。
一言に機能といっても機能を分類して評価とアプローチをすることが大切です
□股関節周囲が痛い。そんなとき、さまざまな機能的な要因が考えられます。
□例えば、①可動性が低下してしまっているのか、②可動性の亢進してしまっているのか ③筋パフォーマンスが低下しているのかに大きく分類することができます。鼡径部周辺、でん部などの神経痛はとりあえず省いています。
□①の場合であれば、その可動性が低下している筋肉や靭帯関節包複合体などをリリースしたりストレッチするようなことが機能を回復させることにつながります。
□②の場合は、可動性が亢進してしまっている部分に対して、できるだけ安定させるような筋パフォーマンストレーニングや、近隣関節のトレーニング、減量、サポーターなどのデバイスを用いることが、機能を回復させることにつながります。
□③の場合は、筋パフォーマンスが低下している原因を分析し、生活習慣としてよくとる姿勢に問題がないか、また股関節を支配している神経の機能に問題がないか、運動の過不足がないかなどにたいしてアプローチすることが機能を改善させることにつながります。
□また、気を付けることは、臼蓋形成不全や関節変形などの構造異常が明確であるほど、その他の要因が見過ごされることがあることです。
□変形(A)+体重増加(B)=股関節痛(結果)と疑いなくストーリー化されると、仙腸関節や恥骨、内転筋などの機能異常の関与に幕がかけられてしまいます。
□また靴が合わなかったり、足部の問題によって、股関節にストレスが生じ痛みを感じていることもあります。
□病院での局所診断と治療に並行して、総合的な身体評価や徒手運動療法、生活動作の工夫などを実施されることで、1治療+1コンディショニングは2ではなく、より多くの利益をあなたにもたらすと確信しています。
□フィジオでは体のコンディショニング=パーソナルケアととらえ関わらせていただいています。
ぜひ、多くの人と関わる危険もなく、消毒も徹底していますので、
安心してご相談いただければと思います。
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