両手の手根管症候群の手術を数年前に実施したが、
現在も指のしびれや痛みで小銭が扱いづらい、朝起床時に触れるととても痛いというご高齢の女性がいらっしゃいました。
手関節自体の可動域制限は目立ちません。
圧痛部位についてエコーでそこに何の組織があるのか確認してみると
横手根靭帯がありました。
そちらを徒手的にリリースすると、人差し指、中指などの不快な症状が大幅に軽減しました。
中指と薬指のしびれが残存し、さらにエコーで細かな神経をみていくと
屈筋腱のすぐわきを走る正中神経の分枝が強い痛みの発痛源となっているようでした。
エコーガイド下で徒手的リリースを行い、神経の滑走性がエコー画像上であらわれてくると
指の症状もずいぶん軽減しました。
セルフケアとして、皮膚刺激ツールを用いて帰宅後も、実施してもらいました。
一週間後、長年困っていた指の症状は緩和し、普通に小銭の出し入れができるようになりました。
ご相談はお気軽にこちらまでどうぞ。
infoアットphysio-japan.com(アット→@)
もしくは
お気軽にお問合せくださいね。
LINE@ID: @940uhywz
mail: infoアットphysio-japan.com