・不活動の影響は、廃用症候群だけでなく、痛みそのものを惹起する。不活動性疼痛として周知されるようになってきた。
・末梢の皮膚などの廃用変化とそれを契機として中枢神経系で可塑的変化が生じる。
・身体活動性の維持向上を図り、不活動性疼痛を予防し、速やかに運動療法に移行できるように早期から準備しておくことが重要である。
・振動刺激以外でも電気治療や関節運動でも効果は同じだった。運動できるかたは自動運動を優先させるほうがいいのではないか。
まとめ所感
□何が何でも動けばいいわけではありませんが、動くことをやめないことも重要です。
□痛いところを無理に動かさず、動く範囲を動かしたり、動かしても痛くないところを動かしましょう
□誤った情報、自分のことではないメディアや知人からの情報は混乱を招きます。
□混乱は不安からさらには恐怖へと進みますので、慢性痛の臨床になれた専門家の意見を聞くことが望ましいです。
□ここに書いたのは、慢性痛の多くに当てはまる情報ですので安心してください。
□恐怖感や不安を伴う行動を避けるようになることで、組織が弱くなったり、精神的に落ち込んだりする悪循環の状態を回避思考といいます。
□正しい情報、頼りになる専門家の存在、理解ある家族や友人の存在、少しの勇気、過去ではなく今と未来思考で行動することが、動けるところから動かすこと、活動すること、が、この悪循環からの脱出を可能にします。
□慢性痛は痛みを処理する神経系の歪みが関与していることも少なくありませんが、同様に筋肉や神経、それらに存在するファシアが持続的に侵害刺激を発生させているような末梢病態や、姿勢異常、姿勢不安定性などが複合していることが少なくありません。
□また生活習慣に潜む悪化要因、慢性化要因も考える必要があります。
□身体機能/認知機能/生活習慣、、そして健康状態/睡眠/自己効力感/情動機能なども関与します。
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