慢性の痛み、3ヶ月以上経過する痛みを慢性痛と定義します。
急性痛が警告信号の意味をもっており、通常は警告信号が不要になると
ドーパミンが放出されオピオイドがでる鎮痛系という神経機序が働きます。
しかし慢性痛になるとこういった鎮痛系がうまく働かなくなったり、
不快な気持ちやストレスと関連して痛みが強くなることがあります。
また脊髄レベルでも痛みを感じやすくなることがあります。
これらには意欲的にセルフケアに取り組むことや認知行動療法、ACT(アクト)、マインドフルネス、痛み日記などが有効だと言われています。
滋賀県には滋賀医大附属病院に痛みセンターがあり、そのような心理療法や運動療法を受けることができる機関があります。
家庭画報でも特集されました