末梢神経によるしびれについて。
メモ。
末梢神経は太い神経(Aα~Aδ、B)と、Cがあります。
Aβは触覚、AδとCは痛覚を伝え、Bは自律神経です。
触覚のAβと痛覚のAδとCは抑制関係にあり、痛いところを擦ると痛みが和らいだりします。
星座のジンジンしたしびれは、阻血により太い神経から代謝障害を生じるのですが
Aβが低下することで、AδとCの脱抑制による異常感覚増加→Aαによる筋力低下とAδ、Cの機能障害による異常感覚減少の順に起こると報告されています。
正座によるしびれは末梢神経の虚血という代謝障害に原因する典型例で、末梢神経自体が圧迫され軸索が伝導障害を起こしたときには感覚鈍麻や筋力低下などの神経障害の症状を感じます。
加圧トレーニングによる血管の拡張や毛細血管の新生は、冷えを和らげ、末梢神経への血流も良くなることが考えられますね。
筋トレしながら血管が鍛えられるのは、加圧トレーニングの真骨頂ですね。