【合同会社PROWELL、法人設立のご報告】
2001年から治せる理学療法士を目指しながらも、重度障碍児者への二次障害予防、セルフケア、車いすシーティング、力学応用によるトランスファー指導、環境整備を含めた介入、生活支援などに取り組み、2006年からはPHYSIOを運営し、パーソナルトレーニングと運動器疼痛へのリハビリ介入、そして2013年から滋賀医大痛みセンターでのべ600名前後の労働生産人口世代にある難治性慢性疼痛患者さんへの評価介入を経験してきました。この一年は、論文にも取り組むことができ、アドバイスをいただいた先生方には感謝の気持ちでいっぱいです。
揺るがない関心ごとは、コンプライアンスの順守と、一次予防や2次予防における介入でした。地域医療の資源がまだ今のように恵まれていなかった2006年、外来リハビリの多くは電気治療でした。もっと早く痛みをみれる理学療法士が介入していたら。。。と気づいたものの責任として、事業に失敗してもまだ若いからやり直せると始めたのが最初はフィジカルコンディショニングオフィス フィジオでした。諸事情あり名前をコロコロ変えていましたが(苦笑)、PHYSIOという文字は常にありました。
COVID-19 以前に昨年一年は、健康経営コンサルティングの勉強を始め、昨年、健康経営エキスパートアドバイザーの資格を取得。そして2020年5月、PHYSIOと別に、合同会社PROWELLを設立いたしましたことをご報告いたします。
生産性向上などの経営戦略の一環として、労働生産性低下の最たる腰痛や肩こり、頭痛などの運動器疼痛の一次予防、2次予防、3次予防への介入を創造整理しながら、培ってきた経験を活かして社会貢献して参ります。
これまでの労働衛生的な腰痛予防などとの違いとして、まずベースに健康経営エキスパートアドバイザーとしての健康経営課題の評価分析があり、経営課題に直結する意味のある課題を抽出し、集中力低下などからくるパフォーマンス低下(生産性低下)を防ぎ改善する介入を、身体/環境(作業環境管理、作業管理)/認知の各側面からトップダウン形式に効率的に工夫介入していきます。
根底にあるのは、近江商人、三方良しの精神です。
売りよし、買い手よし、世間よし。
近江商人の商売十訓
① 商売は世の為、人の為の奉仕にして、利益はその当然の報酬なり
② 店の大小よりも場所の良否、場所の良否よりも品の如何
③ 売る前のお世辞より売った後の奉仕、これこそ永遠の客をつくる
④ 資金の少なさを憂うるなかれ。信用の足らざるを憂うべし
⑤ 無理に売るな、客の好むものを売るな、客の為になるものを売れ
⑥ 良き品を売ることは善なり、良き品を広告して売ることは更に善なり
⑦ 紙一枚でも景品はお客を喜ばせるものだ。つけてあげられるものの無い時は笑顔を景品にせよ
⑧ 正札を守れ!値引きは却って気持ちを悪くするくらいが落ちだ
⑨ 今日の損益を常に考えよ、今日の損益を明らかにしないでは、寝につかぬ習慣にせよ
⑩ 商売には好況、不況はない、いずれにしても儲けねばならぬ
①⑤⑥⑩太字は好きな訓です。
⑨今日の損益を常に考えよ、今までの自分に足りない部分です。
さて三方良しを具体化する私の構想になります。
まず1ステップとして、県内の圏域に一つづつの提携医療機関’(メインはクリニックになると思います)と契約を目指し、各圏域にける作業関連性腰痛が生じている現場での評価や指導が行える環境が作りたいと思います。
まだスタート台に立ったところですが、この20年の臨床経験、事業経験の延長線上に、当然のようにこの法人設立の運びになったと思っています。
今後とも産官学様々な先生方にご相談しながら、私よりはるかに優秀な人材にご協力をお願いしながら、地に足をつけて取り組んでいきたいと存じます。
なお、合同会社PROWELLのHPは現在検討中です。メールや電話はPHYSIOのものを併用します。
合同会社PROWELL
HP: https://www.physio-japan.com
(今後、LP作成していきます)
email: info@physio-japan.com
住所:滋賀県長浜市平方南町47 PHYSIO内
今後はPHYSIOの辻村としてパーソナルなサービスを継続しながら、合同会社PROWELLの事業を拡大していく所存です。
よろしくお願いいたします。