食事制限やハードなトレーニングに幾度となく挑戦して敗れてきたダイエッターは、おそらくダイエット成功者よりも多いのではないでしょうか。
ダイエットと減量を間違えている方が多いのもその理由かと思いますが、重要なポイントとして姿勢を綺麗にするということがあります。姿勢を綺麗に保つためには抗重力筋を活性化させる必要があり、抗重力筋は酸素をたくさん消費します。
姿勢をトレーニングして、美しく疲れにくい姿勢を作ることが、痩せるカラダの作り方のメインディッシュです。
ここで、良い姿勢とは、美しいだけではなく、疲れにくい姿勢であるということが重要です。新体操の選手やチアリーダのような姿勢は、残念ながら競技用の姿勢であり、美しく疲れにくい姿勢ではありません。
つま先を壁につけて立位をとった時、あなたの胸は壁についていますか?
これが美しい姿勢の1つのチェックポイントです。
立位では、後頭部をやや後ろに引く、内ももを適度にしめる、下腹部を適度にしめる、といった3大ポイントを抑えましょう。
座っているときは、背もたれにもたれない、膝は合わせる、うつむき過ぎないといった3大ポイントを抑えましょう。
10年くらい前に、加圧トレーニングの学会に杉本彩さんがシンポジストで登場されたことがありましたが、檀上での座位姿勢は、3大ポイントをすべて抑えた美しい姿勢だったことを良ーく覚えています。
いつも、見られている、という意識を持つことって大切ですね。
パーソナルトレーニングであれば、姿勢をトレーニングし、このような美しく痩せるカラダづくりをしていくことができます。