仙腸関節が関係する腰痛(仙腸関節性腰痛)
参考文献:診断のつかない腰痛 仙腸関節の痛み 村上栄一著 JCHO仙台病院 腰痛・仙腸関節センター長 南山堂2016.11.305版
長引く腰痛や、繰り返す腰痛の原因に、仙腸関節障害があるかもしれません。
フィジオでは、予防医学の側面と生活の質、人生の質を高めるために、徒手運動療法、運動指導、生活指導などによりそのようなお悩みに対して、お力になりたいと考えています。
消炎鎮痛薬や注射は、結果的に生じた炎症をおさめるために用いられることが多いです。
家に雨漏りがあったとしますと、その漏ってきた部分を綺麗にしているようなものです。
どこから、なぜ雨漏りしてきたのか、家の構造だけでなく、機能を考えることで、薬や注射の効果も高まると考えます。
丁寧に聴き取り、身体機能と構造を評価し、徒手運動療法や生活指導などにより、仙腸関節周囲の不調に対してお力になりたいと思います。
どうぞお気軽にご相談ください。
近年の研究では腰痛の原因として、次のようなデータが示されています。
椎間関節性の腰痛 22%
筋筋膜性の腰痛 18%
椎間板性の腰痛 13%
狭窄症による腰痛 11%
椎間板ヘルニアによる腰痛 7%
仙腸関節性の腰痛 6%
こんなことにお悩みではありませんか?
- 寝返り、立ち上がりで痛い
- 座っていられない
- 立っていられない
- 歩行開始まもなくの背中の張りや臀部痛が増悪する
- 寝ると痛いや痛いほうを下にしてねると痛い
- やわらかいソファーなどには座れない
- 30分くらいしか座っていられない
- 腰が伸ばせない
- 下肢痛や脚にしびれを感じるけれど症状の部位が変化する
- 側弯症がある
- 背中の張り、動作開始時の痛み、体を動かすと痛い、会陰部痛がある
【仙腸関節に特徴的な痛み領域としびれ領域】
おしり、股関節、太もも裏から足まで。下腹から鼡径部に広がるなどと表現されるように、骨盤から足にまで広がり、神経痛と間違われることが多いです。
またしびれは狭窄症ほど連続性がなく、大腿外側や下腿、足底足背にまで報告されています。
座位で坐骨結節付近に痛みを感じることもあります。
発作性の下肢痛がなく、神経痛として治療されている場合には薬物療法にも反応しづらいことも考えられますので、仙腸関節を評価する価値があると考えます。
なぜ痛んでいるのか、凝っているのか、どうすれば少しでも予防できるのか、どうすれば炎症や変性に至った肉体的ストレスを軽減できるのか、その答えを考える必要があります。
もちろん、このストーリーに代謝異常や遺伝子異常、腫瘍性病変、感染性病変、骨折などがないかは、医師が診断治療してくれます。
フィジオでは、予防医学の観点から症状の改善と再発予防、生活の質・人生の質の向上を目指して、あなたの健康をサポートしたいと思っています。
仙腸関節が原因の腰痛かな?と思われた方は、是非一度ご相談ください。
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